こんにちは、社長の部下のマロニーです。
1ヵ月ほど前ですが、
行方不明者を捜索後に山中に逸走し
2日間行方不明になっていた、
警察犬のクレバ号が無事に保護
された出来事がありました。
脱走、保護されたクレバ号
https://mainichi.jp/articles/20201121/k00/00m/040/048000c
犬界のエリート中のエリート・
厳しい訓練をパスした警察犬が
職務中に脱走したということは
前例がなく、直轄警察犬として
クレバを管理していた兵庫県警も
「今後の処遇は未定」と発表していました。
犬好きの方には、「あのクレバは
その後どうなったんだろう?」と
思われる方もいらっしゃると思います。
(私も犬を飼っているので同じです)
脱走警察犬・クレバは今どうしているのかを
調べてみました。嬉しい情報です!^O^
コンテンツ
クレバ号は現場復帰の訓練再開!
クレバ号は10月27日に保護された後、
神戸市須磨区の犬舎に戻り、
再び現場復帰するために、10月31日から
警察犬としての訓練を再開しているそうです!
獣医や警察犬訓練士の元、
1日3時間、担当の捜査員に連れられ
横に並んで歩く基本の服従訓練
(本当に基本中の基本・「ツケ」ですね^_^)
から復習をしているそうです。
今後は様子を見ながら、
実践的な訓練に移る予定だそうです。
クレバ号はまだ2歳と若く、
人への服従性・親和性を上げる
訓練をすれば、今後大いに活躍が
望めるのではと期待されています!
脱走・保護された直後は、
このまま引退になってしまうのでは…と
心配されましたが、これは朗報。
厳しい警察犬の訓練をパスし、
表彰もされたクレバ号。
現場復帰にむけて訓練再開は
犬好きにとっては嬉しいニュースです!
クレバ号が脱走した原因は何だった?
エリート警察犬のクレバ号が、
突然捜査員が持つリードを振り切って
脱走した原因は、そもそも何だったのでしょうか。
当初、クレバを管轄する兵庫県警は
「原因が全くわからない」として
いましたが、獣医師など様々な専門家の
方々から、原因が推測されるように
なりました。
- (保護された直後、喜ばず興奮し、うなっていたことから)
警察犬の関係者と信頼関係ができていなかった? - クレバは捜索を終えたことを認識せず、まだ捜索中のつもりで
走り出してしまったのではないか? - 「里心」だったのでは?
…等です。
どれも可能性はありそうですが、
3番目の原因候補「里心」説については
兵庫県警が公式に発表しています。
クレバ号が捜査員の持つリードを
振り切って逃げたのは、兵庫県姫路市福崎町の
七種(なぐさ)山の山中で、
クレバ号はこの七種山から尾根を隔てて
隣接する、姫路市夢前町で生まれ育ったそうです。
クレバ号が逸走した七種山と、生まれ育った夢前町の地理
クレバは、生まれた直後に夢前町内の
民間の警察犬訓練所でトレーニングを受け、
兵庫県警が直轄警察犬として購入した
2019年7月まで、この町で過ごしていたそうです。
そのため、夢前町の山並みに
何かの匂いを嗅ぎ取って懐かしくなり、
郷里に近いことを知ったクレバが、
犬が本来持つ帰巣本能で、
逸走した可能性があるということです。
この「里心」説が事実であれば、
クレバの潜在的な能力、ポテンシャルは
本当に優秀なものだと思います。
兵庫県警がクレバに「脱走警察犬」の
烙印を押して引退させず、
再訓練して現場復帰を目指す
決定をしてくれたのは、
本当によかったと思います^_^
兵庫県警には、クレバ号を心配・激励の声が多数!
クレバ号が山中で無事に保護された
報道があってから、兵庫県警には
クレバ号の今後を心配する声が
殺到したそうです。
「どうか叱らず優しく接してあげて」
「無事に見つかって本当によかった」
「温かく接してあげてください」
「これからも警察犬として
活躍することを応援しています」
「(引退することになるなら)
ぜひともクレバ君を引き取りたい」
といった心配・激励の言葉が、
メールや電話などで兵庫県警に寄せられ
当の兵庫県警も、
「不祥事に対するお叱りを頂くことは少なくないが、
一つの事案でこれほどたくさんの
激励が来ることは珍しい。ありがたい」と
驚いたそうです。
私も犬と長く暮らしていますし、
犬好きにとっては、若く優秀なクレバ号が
たった一度の逸走で、今後の
警察犬としての生涯が絶たれてしまうのかと
思うと、やりきれない気持ちになりました。
クレバ号、再訓練を受けてまた現場復帰し、
お手柄を続々あげて、見事な活躍をして
ほしいですね!^O^
クレバを現場復帰させる決定をした
兵庫県警にも拍手です!👏
最後までお読みくださり、
ありがとうございました。