早川拓馬(画家)のwiki・どんな人?経歴や作品は?【人知れず表現し続ける者たちIII】

こんにちは、社長の部下のマロニーです。

現代芸術家のすぐれた作品を前にすると、時に『この人の意識の中を覗いてみたい…』と、その発想の源泉に驚かされてしまうことがあります。

知的障害のハンデを持ちつつ、画家として活躍する早川拓馬さんの作品を見て、また同じことを思ってしまいました。

(出典:https://kibounosono.info/)

子供の頃から電車好きの早川拓馬さんの作品は、様々な図像を電車をモチーフにして、色鮮やかに描き上げたものが多く、一度見ると忘れられない驚きを受けます。

優しい笑顔がとても印象的な早川拓馬さん、どんな方なのかまとめてみました!

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早川拓馬さんのプロフィール

  • 早川拓馬(はやかわ たくま)
  • 1989年2月2日 東京都狛江市生まれ
  • 三重県度会郡在住

3歳の頃から電車好き少年だった早川拓馬さんですが、その頃に「知的障害、自閉症“気味”」であると診断されていたそうです。

(出典:https://www4.nhk.or.jp/)

4歳の時にお父様の転職で、三重県伊勢市に転居。

小学校入学時の6歳の時に、普通学級に入ることができなかったことで、知的障害が「確実」と診断をされたとのこと。

また同じ頃、小学校の先生の勧めで、絵画教室に通い始めたそうです。

8歳の時に伊勢市立厚生小学校へ転校し、恩師となる先生と出会い、その先生の紹介で1999年、10歳の時に自由芸術教室「HUMAN-ELEMENT」へ通うようになり、ここで絵画の才能を見いだされ、本格的に創作活動を開始することになったそうです。

この頃以降、数多くの国内外のコンクールや展覧会に作品を出品、数々の受賞・入選を果たしていかれることになります。

早川拓馬さんは、ご自分から人に話しかけることができない・複雑な話し言葉での自己表現が難しい、また人の話を聞く理解力が50%程だそうで、知的な能力は現在も小学校低学年程度とのこと。

そのため、周囲とのコミュニケーションが円滑にいかず、高校卒業後、18歳の時に一度就職をされるも、コミュニケーション不足で周囲の誤解を招き、4年弱で退社されました。

しかし、この頃から画家としての道を一気に駆け登り、メディアにも掲載される注目のアーティストとなり、24歳の時には初の個展も開催されています!

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早川拓馬さんの鮮やかな作品群

精力的に作品を描き続ける早川拓馬さん。その作品は国内にとどまらず、中国、ドイツ、スペイン、ベトナムと、海外の展示会でも高い評価を得ています。

(すべて出典:https://kibounosono.info/)

色鮮やかな色彩・大好きな電車で人物像を描かれる、この発想はどこからやってくるものなのか?!…本当に驚かされます。

早川拓馬さんは「アウトサイダー・アーティスト」と称されることがあるそうですが、アウトサイダーアートの概念である、

「芸術的教養に毒されず、アートが本来持つべき自由さと奔放さを持ち、アートの世界の枠組みを突き破ってしまうような、真の驚きを与えてくれる」

まさに「自由さと奔放さ」「真の驚き」を受ける、「アウトサイダー・アーティスト」の名にふさわしい作風だと思います!

早川拓馬さんのご家族は?

早川拓馬さんはお父様、お母様と、弟さんがいらっしゃいます。

早川拓馬さんのお父様は、早川拓馬さんの作品のWeb美術館「早川拓馬 美術館」(https://hayakawa-takuma.com/)を管理・運営され、作品やメディア掲載情報、近況などを発信していらっしゃいます。

(プロフィールのほとんどは、上記サイトから情報を集めさせて頂きました)

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脳科学者のジル・テイラー博士を彷彿とさせる、早川拓馬さんの作品

「アウトサイダーアーティスト」とも呼ばれる早川拓馬さんは、いつもニコニコとして素直、決して暴力は振るわず、ご自宅でも任された家事等はきちんとこなす、穏やかで優しいお人柄のようです。

斬新な色使いと図柄に驚かされるいっぽう、作品からにじみ出る、不思議とPeacefulな印象は、なによりも描かれるご本人のお人柄が自然と伝わってくるものだと思います。

私は早川拓馬さんの作品を見て、アメリカの脳科学者で、ご自身も脳卒中にみまわれ、その際に「涅槃」を体験したという、ジル・ボルト・テイラー博士のエピソードを思い出しました。

(出典:https://blog.goo.ne.jp/)

脳科学者のテイラー博士はある日、脳卒中に襲われ、一命はとりとめたものの、左脳の機能が著しく損傷され、言語中枢や運動感覚にも大きな影響が残り、リハビリには8年もの年月を費やしたそうです。

この深刻な症状とは裏腹に、テイラー博士は「瓶から開放された精霊のように」ご自身が大きく広がり、この上のない恍惚感、美しく平和で優しく、愛情に満ちた世界を経験され、森の中で触った木の葉の感覚や、聞こえる音などにインスピレーションを得るなど、五感が研ぎ覚まされるようになったそうです。

そして、脳卒中に襲われる以前から趣味としていたステンドグラスの作品は、回復後は驚くほどに変化したそうです。

(左が脳卒中の前の作品。右が回復後の作品。色彩が別人のように変化しています)

どのアーティストの作品も唯一無二であり、「誰かの作品に似ている」とは褒め言葉になるものではありませんが、「印象」として、早川拓馬さんの作品の色使いに、テイラー博士の色彩に共通するものを感じました。

早川拓馬さんは知的障害をお持ちですが、外からは「障害」とされるハンデの裏側の「意識の世界」に、常人には発想できないような、(テイラー博士が経験されたような)「美しく平和で優しく、愛情に満ちた世界」が広がっているのかもしれません。

作品からにじみ出る独特な優しい印象は、お人柄だけでなく、早川拓馬さんにしか見えない、そんな世界が現れているからなのかもしれないと思ってしまいました。

今後のますますのご活躍を期待させて頂きます!!!

最期までお読みくださり、ありがとうございました。

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