
コンテンツ
意外な人がクリスチャンだった…意外中の意外・麻生副総裁
11月23日から来日していた、ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇。

アルゼンチン・ブエノスアイレス出身の
フランシスコ教皇
教皇になる前は、宮殿のような司教館ではなく小さなアパートに居住し、お抱えのリムジンの使用を拒否して公共交通を利用していたという庶民派?な方
滞在中、さまざまな場所でのミサ、集会、天皇陛下との会見などがありました。
おそらく一番大規模だったのは、東京ドームでの大規模なミサ(聖飢魔IIみたいだな…)。
この大規模ドームでのミサに集まった信徒の中には、棋士の加藤一二三さんなど、「クリスチャンだったの?」と思うような方々もいたようですが、
(ミサには参加されていませんが)一番意外だったのはこの方ではないでしょうか……^^;

昨晩行われた、各国外交団との集いで、安倍総理が麻生副総理のことを、
「教皇と同じ『フランシスコ』の洗礼名を持つ人だ」
…と、紹介したそうです。麻生氏はクリスチャンだった、知らなかった!!
安倍首相、「教皇と同名」と麻生氏紹介
(時事ドットコムニュース)
安倍晋三首相は25日夜、フランシスコ・ローマ教皇と共に出席した各国外交団との集いで、同席した麻生太郎副総理兼財務相を「教皇と同じ『フランシスコ』の洗礼名を持つ人だ」と紹介した。麻生氏はキリスト教徒だが、出席者の多くは知らなかったようで、どよめきが起こった。首相は「皆さん、意外に思われたかと思う」と応じ、日本人とカトリック教会の歴史的つながりを語った。
そういえば麻生氏は九州出身。九州といえばキリスト教伝来の地。日本の中でもクリスチャンが多い地域なので、なるほど……という印象です。
ついでに、「日本のクリスチャン有名人一覧」を見てビックリ!
まさかの石破ゲルも?!(彼はプロテスタントらしい)、自民党議員の追求に号泣した情けない男・海江田万里もだった……
ちなみに、ムッシュかまやつも2017年まではクリスチャンだったそう…
前川きよしの洗礼名は「セバスチャン」だそうで…
※どうでもいいですが、私の母親もカトリックの信者でした。

カトリックではなく、東方正教会(日本のハリストス正教会)の信者ですが。
その演説は、アメリカか北朝鮮でやってくれよ
フランシスコ教皇は、日本滞在中に広島や長崎を訪問し、広島の平和記念公園では核兵器を強く批難するスピーチを行いました。現在の教皇は、一貫して核兵器に反対する姿勢をとっているようです。

しかし、ちょっとまってくれ…
……と、私は広島での演説はとても最後まで聞くに耐えませんでした。というのも、日本は核兵器を落とされた被害者側・現在も核兵器を持っていない国であることです。
教皇には教皇なりのお考えがあるのでしょうが、核兵器廃絶を本気で訴えるのなら、核兵器を現在進行系で開発するわ、花火くらいの勢いでバカスカミサイル撃ちまくるアブナイ国の
北朝鮮
もしくは、日本に2発も核爆弾をぶちこんだ
アメリカでやってくれないか?!
ヤバいくらい平和ボケが進んでいる&欧米に比べて圧倒的にカトリック信者の少ない日本で、「核兵器を戦争に利用したら神の裁きを受ける」なんて、よ〜〜〜〜〜く考えて欲しいけど、教皇が望む戦争のない平和な世の中へ導くためのスピーチとは程遠いような気がします。
(不敬ですが、どこかの国の誰かからゼニでももらったのか?!…くらい思ってしまいました)

まるで、
犯罪の被害者に、「犯罪はよくないことだ」と諭しているように聞こえて、
とてもマジメに最後まで聞く気にはなれませんでした…

いつから「法王」が「教皇」になった?
そういえばですが、今のフランシスコ教皇の前はドイツ人の(コワモテ)ベネディクト16世(←彼は教皇就任時に、元ナチ党員だったとかで騒がれましたね)、その前は、在任年数歴代3位の26年・ヨハネ・パウロ2世でしたが、確か私の幼少の頃の記憶では、ヨハネ・パウロ2世までは
「ローマ“教皇”」ではなく「ローマ“法王”」
…の敬称だったはずですが、いつのまに「法王」が「教皇」になったんでしょう?

よもや、日本のマスコミお得意の、敬称の使い方の間違いではあるまいな……?と思っていました(「皇后陛下」と呼ぶべきところを「雅子さま」だったり、「皇太子殿下」と呼ぶべきところを「皇太子さま」だったり、「秋篠宮殿下」と呼ぶべきところを「秋篠宮さま」と読んだり、枚挙にいとまがない…)。
が、「法王」が「教皇」になったのは、日本政府が正式に敬称の変更を決定したもののようで、他意(?)はないようです。
政府、「ローマ教皇」に呼称変更
時事ドットコムニュース/2019年11月20日15時48分
政府は20日、フランシスコ・ローマ法王の23日からの訪日に合わせ、呼称を「教皇」に変更することを決めた。外務省は理由について、「カトリック関係者をはじめ一般に教皇の呼称を用いる例が多いことや、日本政府が教皇を使用することにバチカン側としても問題ないことが確認できた」と説明した。

「核兵器所持ゆえに戦争が抑止される」という発想は、教皇にはないらしい…
私は「核」の専門家ではありません。ですが、核が「兵器」として使用された場合の惨劇は、世界で唯一の被爆国の日本人なら、子供の頃から誰でも教えられてきていると思います。
「戦争したいから、核兵器を持ちたい」
…なんていうばかげた考えを持つ人はいないと思います(どっかの国のおぼっちゃま為政者📞は違うかもですが)。
日本は、嘘の重ね塗りがお家芸の韓国を始め、北朝鮮・中共・ロシアと、核兵器を堂々と開発・所持する国に囲まれています。そんなアブナイ国々に囲まれて、ただ一国・丸腰の日本。
以前、保守の論客が「プロレスラーに喧嘩を挑むバカはいない」といった例えを使っていました。核兵器を使った戦争など誰も望んではいない、ただし、核兵器を持つことが、戦争の抑止力になるというのは事実です。

日本の周辺事情を鑑みれば、核兵器で自立した武装をするのは、ひるがえって平和を守ることになる。
実際、永世中立国でどこにも属さない、平和なスイスという国も、実際はガッチガチに武装して国家を守っているというのは有名な話です。

ローマ法王を命がけで守る、スイス衛兵の新兵が宣誓式 バチカン
(c)AFP/Catherine MARCIANO
https://www.afpbb.com/articles/-/3127420
(抜粋)「法王を守る手段は2つある。武器と信仰だ」
核兵器がなくなれば平和になるというのは短絡的な考えだと私は思いますが、今回来日したフランシスコ教皇は、どうやらその手の極端な平和主義者のようです。
教皇の理想とするような、邪なことを考える人や国家がない世界が訪れなければ、「武力の放棄=平和」というお花畑方程式は成り立たないでしょう。