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「傲慢」が服を着て杖をついて歩いている
「お前は何を言っているんだ?」
よ・う・や・く、書類送検される“予定”になった、今年4月の池袋暴走事故の犯人・上級国民と言われてももやは仕方がない、元官僚の飯塚幸三のニュース。
「池袋暴走事故、運転の飯塚元院長『おごりあった』」
東京・池袋で乗用車が暴走し12人が死傷した事故で、運転していた飯塚幸三元院長が先月、JNNの取材に対し「体力に自信があったが、おごりもあった」と話しました。警視庁は、元院長を来週にも書類送検する方針です。
(Yahoo!ニュースより)
両手で杖をついた姿を晒して、「自分の体力にその当時は自信があった」とは良くもまぁ言えたもんです。
一応、反省の言葉は口にしてはいるけど、書類送検はされても実刑どころか不起訴になってしまうでしょう、
「反省しているから」
「高齢だから」
そしてなんと言っても「上級国民だから」……
上級国民は何をしても許されるのか
一般市民の大多数が納得できないこの事件のこれまでの流れ。
そしてここへ来て、常識あるほとんどの人なら
「は?????」
と目(耳)を疑うような発言が、犯人・飯塚幸三の口から飛び出しました。
また、警視庁はアクセルとブレーキの踏み間違いが事故の原因だったとしていますが、飯塚元院長は車の性能の改善が必要だと主張しました。
「安全な車を開発するようにメーカーの方に心がけていただき、高齢者が安心して運転できるような、外出できるような世の中になってほしいと願っています。」


「88歳のワシが運転できない車を作るメーカーが悪い」とでも言っているよう…💢
つまり、自分は悪くない、悪いのは車の性能だと、反省の言葉をポツポツ口にするようにはなっても、絶対に自分は悪くないと。あくまでも車の性能が悪いから起きた事故で、自分に責任はない…と、被害者ヅラを通そうという腹づもりのようです。
高齢だの逃亡の恐れがないだので、逮捕されることもなく、相応の処罰が下され
ることもなければ、ほとんどの国民は納得はしないでしょうし、奥様とまだ3歳の娘の命を奪われた被害者の遺族は、到底納得できないでしょう。
高齢ドライバーが運転の必要に迫られる場合と、そうでない場合
田舎や山奥に住んでいて、バスが1日1本しか来ないとか、そもそもバスすら通っていない、移動手段が車しかない等、色々な事情で高齢になっても車を運転しないと生活できない方々も大勢おられます。
そういった方々の免許返納については議論の余地があると思いますが、この犯人・飯塚幸三は都心も都心、各種店舗がひしめきあう大都会の東京に住んでいて、おまけに元高級官僚、事故が起きる前でさえ、新車の購入を検討していたというから、金銭面では標準以上に裕福だったと想像できます。
『「池袋暴走」元院長、事故前に新車購入を検討 免許返納の考えなし』
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/190524/soc1905240025-n1.html
便利な都心で暮らすリッチな年寄りはタクシーを使えば済む話
それであれば、両手で杖をつくほど足が悪くなった時点で、さっさと免許は返納して、移動の際にはタクシーを使えばよかったのに。実際、都心に住むオカネモチの高齢者は、外出の際にタクシーを使っている人がとても多いです。
車の維持費や新車を購入する程の余裕が十分にある上級国民の飯塚なら、容易いことだったでしょう。
お笑いのカラテカ矢部さんが描かれた、「大家さんと僕」という漫画で、高齢の大家のおばあさんが、買い物などにタクシーを利用している描写があったように記憶しています。
おまけに、この上級国民が事故時にスピードを出しすぎていた理由は
「予約していたフレンチに遅れそうだったから」……だそうです(フザケテル…)…
高学歴・高キャリアと人間性は比例するものではない
口では「反省している」と言ってはいますが、彼は本心では絶対反省していない。罪もない、未来ある若者と幼い子供の命を奪った、自分の責任を本当に痛感しているのなら、事故の責任を車の性能になすりつけるような発言をするとは考えられません。
可能性は薄そうに思われますが、傲慢甚だしい飯塚幸三には、ぜひとも司法の場で相応の罰が下されてほしい。
果たして誰が彼に同情するだろう?
人を2人も殺害し、大勢の方々に怪我を負わせた。ことここに至っても、自動車メーカーに「車の性能が悪いから起きた事故だ」と、責任をなすりつけようとする飯塚幸三は極めて卑怯な人間だと思います。現役時代はずいぶんと優秀な官僚だったそうですが、
“晩節を汚す”
…ような生き方は、なさらないほうがよいのではと思います。