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車のエンジンルーム、タイヤの間に入り込む猫達
「猫バンバン」という言葉をご存知でしょうか。
寒い季節になると、狭い場所を好む猫が暖をとるために、停車中の車のエンジンルームやタイヤの間に入り込んでしまい、そのまま気づかず車を走らせてしまうと、入り込んだ猫がエンジンベルト等に巻き込まれて、最悪命を落としてしまう…
そういった悲惨な事故を防止するため、2014年冬から日産が「猫などの動物が入り込んでいる場合があるので、フードなどを叩いてみましょう」というキャンペーンを始め、冬場に車を発進させる前にボンネットを叩く習慣、通称「猫バンバン」が定着し始めているそうです。

私の知人の知人も、まだ「猫バンバン」が一般的になる前、エンジンルームに入り込んだ猫に気づかず車を発進させ………
JAFのお世話になった💀
…らしいです。
猫もかわいそうですが、ドライバーもトラウマになりそうですよね…😱
「ちゃんと猫バンバンしたのに…?」
車のボンネットをバンバン!!と叩く音で、中に入り込んだ猫がビックリして逃げ出す……はずの猫バンバンですが、「ちゃんと猫バンバンしたのに?」猫が入り込んだままだった!…ということも、少なからずあるそうです。
ちゃんと猫バンバンしたのに
(ミライさんのTwitterアカウントは現在削除)
走ってたら前から猫の鳴き声するからコンビニよって開けたらこれだよ…
猫バンバンよりフード開けて確認するのが1番確実です
— ミライ (@T_MCHASER)

JAFのTweetによると、「バンバン叩いて逃げていく猫もいるが、
ビビリな猫
…は、もっと奥へ入り込み籠城を決め込むので要注意」…と、注意喚起しています。一度籠城を決め込むと、食べ物で釣っておびき出す…というのも難しくなるそうです。
車に猫が入り込むのは、冬場だけとは限らない
猫がエンジンルームやタイヤの間などに入り込むのは、冬場だけに限らないそうです。
警戒心の強い猫は狭く暗い場所、人の往来が少ない場所を好む習性があり、また、梅雨や台風の季節は風雨を避けるため、夏場の炎天下の元でも、今度は涼を求めて車の下の日陰に身を潜めていることもあるそうです。
実際、JAFには沖縄からの救援要請が入ったケースもあるとか!

100%の防止策はないらしい…が、
ボンネットをバンバン叩くだけでは逆効果もありうる、「じゃあ一体どうしたらいいの??!」という話ですが、
- 車体を軽く揺らす
- タイヤを蹴飛ばす
- ボンネットを開けて目視で確認
- タイヤの隙間、車の下も目視で確認
- ドアを開け閉めする
- ボンネット、エンジンルーム付近をやさしく叩く(強く叩かない)
…などが効果的だそうです。
マイカー通勤で時間がなく急いでいる時などは面倒なことでしょうが、日常的に車を運転する方・野良猫が多く棲む地域に暮らす方は、「これなら…」と、手っ取り早くできることだけでも習慣にするのが、不幸な事故・トラウマ防止💀にもなるのではないでしょうか?
これなら、どんな狭いところに入り込んでいても不思議ではない…💦