放置しておくと失明の危険も…小倉優子に緑内障診断
19歳で「こりん星」からやってきて、いまや立派な地球人・2児のママになった小倉優子さん(36歳)が、TBSの医療バラエティ「名医のTHE太鼓判!」で受診した眼の精密検査“アイドック”で、視野欠損の自覚症状からも、緑内障の症状が疑われるそうです。放置しておくと失明の危険性もある、重大な疾患とのこと。

「緑内障」とは、どんな眼病?
糖尿病の合併症で失明する人の多くは、緑内障が原因だそうです。
小倉優子さんが糖尿病かどうかはわかりませんが、私の友人で、たくさん食べても全然太らないスレンダーな友人が、数年前に受けた健康診断で、「糖尿病の疑い」と診断されたそうですから、太っている・痩せている云々に限らず、糖尿病は発生しうる(もしくは、先天的なものとしてあり得る)疾病のようです。
年齢もあまり関係がないようです。
くだんの友人が自分の健康診断の結果の数値を、身内の看護師に見てもらったところ、
「この数値、緑内障の前兆だよ……」
…などと言われたそうです…………
緑内障の症状は、まず視野に部分的に見えない部分が出来、見えない部分(視野欠損)が徐々に広がっていき、最終的には、日常生活に支障を来すほどに、視野が狭くなってしまい、その状態を更に放置しておくと、やがて失明という最悪の事態になります。
(医療法人社団 海仁のサイトより)
目に負担の大きいコンタクトレンズ…レーシック治療をしておけばよかったのに、、、
小倉優子さんは約20年、コンタクトレンズを使っていたそうです。
最近は
「コンタクトをとると、さすような痛みを感じてはいます」
と、自覚症状もあったようです。
アイドックの精密検査の結果見つかった、角膜の無数の傷は、コンタクトを使っている人がやりがちな、「コンタクトを外さずに寝てしまう」ことが原因だったそうです。

メガネ姿も十分かわいいと思いますが、やはりアイドル稼業(?)では、かわいい顔がバッチリ見える裸眼のほうがいいのでしょう。グラビアアイドルと呼ばれる女の子達に、メガネ姿の人はあまり見かけませんしね…

私も以前、右0.02、左0.04の超近眼で、ずっとメガネをかけていましたが、15年程前にレーシック手術をしてから裸眼生活になりました。非常に快適です。
私は元々角膜が薄く、コンタクトレンズNGだったため、ずっとメガネ生活だったのですが、角膜表面を傷つけてしまうこともあるコンタクトを使い続けるくらいなら、いっそレーシック手術をしたほうがよかったのではないかとも思います。

よく、レーシックをした…と言うと、「危なくないの?」と聞かれることがあります。
実際、一時期、格安を売りにした粗悪なレーシック施術を行う病院で、眼に疾患を負った被害者が多数出たというニュースがありましたが、私は総合病院付属の眼科で施術したため、術前・術後のケアも完璧で何の問題もありませんでした。
きちんとした医療機関で行うなら、レーシックでの近視矯正は何の危険もありません。
あなどれない「医療バラエティ番組」
「医療“バラエティ”」番組とはいえ、ゲスト出演者の病気を実際に早期発見するのはあなどれないと思います。
医療バラエティの走りといえば、『最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学 』だと思いますが、この番組内では以前、タレントの山田邦子さんが自己触診法で乳がんを発見し、その後の検査で左右の胸にがんがあることがわかり、摘出手術をしています。
山田邦子さんは、「この番組は命の恩人だと思いますよ。検診にも行かず手遅れになっていたかもしれないしね。そうすれば死んでいましたしね」と振り返っておられます。

最近は同様の「医療バラエティ番組」が増えているようで、小倉優子さんの緑内障を診断した「名医のTHE太鼓判!」では、過去にも…
- 2019年4月に、演出家の宮本亜門さんが前立腺がん
- 2017年5月に歌手の麻倉未稀さんが乳がん
- 2018年7月に女優の東てる美さんが早期の肺がん………
また、オアシズの大久保佳代子さんの甲状腺腫瘍も発見(検査結果は良性)。
更に同番組内では、2018年1月には安田大サーカスのクロちゃん『2型糖尿病』と診断。
同じ年の10月には脳MRI検査で直径7ミリの脳動脈瘤を発見、手術をしています。

脳動脈瘤ではでは余命3年と宣告されたとのこと…💦
別の番組・「サタデープラス」(MBS・TBS系)の健康情報コーナー「Dr.プラス」で検査をした、タレントの関根勤さんが、動脈硬化の一つである冠動脈狭窄と診断、「命にかかわる病態に陥る可能性が非常に高い。いつ倒れてもおかしくない状況」と診断され、冠動脈を拡げる緊急手術をされました。

テレビ東京系『主治医の見つかる診療所』では、さとう珠緒さんが脳動脈瘤の可能性を指摘され、ファッションデザイナーのドン小西氏は心臓の血液が逆流してしまう弁膜症で、急性大動脈解離を引き起こす恐れがあると告知され、その後手術に踏み切っています。

他にも何名も芸能人・著名人が、医療バラエティ番組の企画で、病気を早期発見しています。
個人的にテレビは嫌いなんですが、病気の発見に繋がる番組に出演した芸能人は幸運だったと思いますし、こういった番組が「人の命を救った」とも言えます。
多忙だったり不規則な生活、緊張した場面を強いられる芸能人は、番組企画でなくても、もっと積極的に人間ドック等で身体の不調の早期発見に務めたらいいのではないでしょうか。
定期検診・人間ドックは、みなさんも積極的に!
芸能人だから特に気をつけろ…というわけではありません。
芸能人・著名人に限らず、様々な生活状況やストレスにさらされながら生活している多くの一般人も、年齢相応の定期検診や人間ドック等で、自身の身体を気遣うことを忘れないほうがいいと思います。

多くの人は、『自分に限って……』と、自分の健康を過信していると思いますが、病気はある日突然降って湧いてくることが多々あります。それが早期の発見であればまだいいのですが、手の施しようがない状態になっている事態も、ないとは言い切れません。

私自身も一昨年、婦人科系のがん検診で引っかかってしまい、幸いごく初期の段階だったため、現在も総合病院で定期的に検診を続けています。
近所のクリニックで「検査で疑わしい箇所が見つかったので、◯◯病院に紹介状を書きます…」と言われた時、やはり自分では自分の体力を過信していたのもあり、
『まさか…?』と、頭が真っ白になってしまいました。
最初はかなりショックでしたが、今は初期の段階で見つかったことは本当に幸運だったと思っています。
今回、緑内障と診断された小倉優子さんも、本当に失明してしまうまで悪化する前の発見だったのは幸いだったと思います。緑内障の恐ろしいのは、末期になるまで自覚症状があまりないということもあります。
適切な治療を受け、十分に休養をとって、無事復帰されることを願っています。