こんにちは、社長の部下のマロニーです。
4/22放送の「チェンジ・ザ・ワールド」に
病気や事故で身体が不自由になった動物のため
オーダーメイドで義足やギプスを作る、
日本初の動物専門の義肢装具士・島田旭緒さんが
登場されます。
(出典:https://www.bs-asahi.co.jp/)
人間では当たり前の、身体の不自由な部分を
補う義肢や装具も、動物用となると
教科書もお手本もない世界……
島田旭緒さんは、技術・経験・知識を
積み重ね、すべてオーダーメイドで
動物用の義肢装具を作り上げているそうです。
ペットを飼う人が増える中、
愛犬や愛猫を家族と同じパートナーと
考えて、できる限りのことはしたいと
考える飼い主も多いと思います。
足が不自由な動物のために、
動物用の車椅子というのは
以前よりも多くなってきましたが
きめ細かいオーダーメイドの義肢装具を
作る会社は、島田旭緒さんだけではないか?…と
思います。
島田旭緒さんの会社の情報、製品の種類や値段、
注文方法などをまとめてみました。
コンテンツ
島田旭緒さんの会社情報
島田旭緒さんの動物専門義肢装具の
会社はこちらです。
東洋装具医療器具製作所 | |
住 所 | 東京都町田市根岸2-26-40 |
電 話 | 042-793-1002 |
メール | zar20890@yahoo.co.jp |
ウェブサイト | http://www.toyosogu.com/ |
島田旭緒さんの会社の製品と値段は?
島田旭緒さんが制作される製品には
コルセット (フルオーダー) |
2週間以上の長期固定用。装着したまま排泄可能。自宅で洗濯可。全国販売可能。 (胸腰椎の長期固定 後肢の跛行・不全麻痺の助補) |
コルセット (既製品) |
2週間以内の短期固定用。すぐに胸腰椎を固定したい場合や、少しの間だけ固定したい時に利用可。 フルオーダーコルセットに比べ装着が難しいため、日常的な長期固定には不向き。 (胸腰椎の長期固定 後肢の跛行・不全麻痺の助補) |
カラー (フルオーダー) |
頸椎の長期固定用。全犬種対応。 フルオーダーのため、地域限定制作(東京・神奈川・埼玉) |
手・足・ その他の装具 |
すべての動物にコルセット・装具を製作(製造不可能な動物・病気もあり) フルオーダーのため、地域限定制作(東京・神奈川・埼玉) |
気になるお値段ですが、
ウェブサイト上では各商品に
値段は明示されていませんでした。
開発に2年かかったという、
既製品のコルセットは動物病院向けの
商品と思われます。
犬・猫にしても、超小型から大型まで、
身体の各部分のサイズも様々で、
ほとんどがオーダーメイドで製作
されるため、値段はそれぞれに
違うようです。
ある情報では、左足の先端を
事故で失ったラブラドールレトリバーの
義肢装具の値段は、約4万円〜だったそうです。
また、約4万円から10万円、製作期間が1週間
という情報もありました。
おおよその目安になるかもしれません。
島田旭緒さんの動物用義肢、注文方法は?
島田旭緒さんの動物用義肢の注文は、
主にかかりつけの獣医師さん経由での
依頼となるようです。
![]() |
(出典:http://www.toyosogu.com/qa.html)
また、問い合わせは
電話(042-793-1002)またはウェブサイトの
お問い合わせフォームから可能のようです。
義肢装具の種類によっては、地域限定での
注文受付になるかもしれません。
ひとつひとつ手作りのオーダーメイドなので
致し方ないのかもしれません。
(出典:https://times.abema.tv/)
不自由な足の子の歩き方なども考え、
石膏で足型をとり、紙をあてて
型紙を作っていく作業。
擦れて足の負担にならないよう、
ミリ単位で調整していくそうです。
調べた限り、注文は獣医師経由での
依頼としかわかりませんでした。
もし気になる方は、かかりつけの
獣医師さんに相談してみては
いかがでしょうか…?
島田旭緒さんの経歴
|
高校卒業後に、人間用の義肢装具専門学校に
進学したのは、島田旭緒さんの
祖父が、勤め先の工場で鉄の破片で
片目を失明して義眼を入れていたことと、
プレス機で手を挟んで指が全部なかったことが、
義肢装具士を目指すきっかけであったそうです。
2007年の開業直後は、月の売上が1、2万円の
日々が半年ほど続き、別の仕事をしていた
奥様の「ヒモ」のような状態だったそうです^_^;;;
そして開業から13年経った今は、
これまで2万件、年間3,000匹のペースで、
動物たちを支えているそうです。
今まではすべて手作りでしたが、現在は
慶応大学と共同で、
3Dプリンタを使って
安価で入手しやすい
装具づくりに挑んでいるそうです!
名古屋、大阪、福岡などに月一で出張、
獣医学校でのセミナー、
学会発表やメディア出演と、
多忙な日々を送って
いらっしゃいます。
事故、病気、怪我で、
足の切断を余儀なくされたり、
歩けなくなってしまう
動物は少なくありません。
特に犬は、歩けなくなると
たちまち老化が進行して、
生きる気力をなくしてしまうと
聞いたことがあります。
島田旭緒さんの動物用義肢装具づくりが
さらに大きく広がる
事業となりますよう
ご活躍を願っています!
最後までお読みくださり、ありがとうございました。