こんにちは、社長の部下のマロニーです。
2021年1月4日夜、東京・渋谷区笹塚で、
73歳の男性が運転するタクシーが暴走し
5人の方がケガ、1人が命を落とし、
運転していたタクシーの運転手も
ケガをして病院に搬送されるという
事故がありました。
https://www3.nhk.or.jp/
この事件では、タクシーを運転していた
男性が、途中で意識を失ったまま
運転していた疑いが強く、ケガが
回復次第、警察が男性から事情聴取を
する見込みと報道されています。
この事件のニュースで、ある報道では、
タクシー運転手が「脳卒中の疑い」、
また別の報道では「くも膜下出血の疑い」
…と報じています。
今まで、なんとなく「脳の病気」としか
認識していなかった、
「脳卒中」と「くも膜下出血」は
どう違うの?…(私が勉強不足なのですが💦)
…という、個人的ソボクなギモンを
まとめてみました。
コンテンツ
「脳卒中」と「くも膜下出血」の違いは何?
“脳卒中”は「総称」
「脳卒中」と「くも膜下出血」に違いが
あるのではなく、脳卒中は
くも膜下出血を含めた、
脳に血液が流れなくなることによって
脳の神経細胞にダメージが加わる
病気の「総称」です。
「脳卒中」と総称される病気には、
「くも膜下出血」の他、「脳梗塞」
「脳出血」「一過性脳虚血発作」が
含まれるそうです。
いずれの場合も、脳の神経細胞に
血液が流れない=酸素が運ばれないことで
脳に強いダメージが加わり、
麻痺やしびれ、言語障害などの
後遺症が残ることが多い病気です。
脳卒中の症状は突然起こることが
あるそうで、症状が現れた時には
すぐに適切な治療を受ける必要が
あるそうです。
渋谷・笹塚で起きたタクシー暴走事故の
運転手の男性は、勤務するタクシー会社の
日常的な健康検査では特に問題は
なかったそうですが、73歳と高齢だった
ことも、遠因だったのかもしれません…(´・_・`)
くも膜下出血とは?
報道されている、タクシー運転手の
男性が「くも膜下出血だった疑い」と
いうことで、どのような病気なのか
調べてみました。
くも膜下出血は、何らかの原因で、
脳の表面を覆っている「くも膜」と
脳の間のスペースに出血する病気で、
脳動脈瘤の破裂や、転倒して頭をケガする
ことが原因になることもあり、
「ハンマーで殴られたような」
激しい痛みを伴うそうです💥
「何の前触れもなく、ある日突然起こる」
とも言われていて、発症すると
命を落とす確率も50%と高く、
出血量=脳が受けたダメージによっては
後遺症が残ったり、手の施しようがない
場合も少なくないそうです。
これまで、なんとなく聞き流していた
「脳卒中」と「くも膜下出血」の違いを
調べてみました。
いずれにしても、脳が大変なダメージを
受ける病気ですし、後遺症も
心配される、恐ろしい病気ですね。
タクシーの暴走で被害を受けた
方々も本当にお気の毒ですが、
運転をされていた男性の病状も
心配です…(´・_・`)
飲酒運転やブレーキとアクセルの
踏み間違い、運転中の不注意などと
違って、突然の病気だったそうですから、
被害を受けた方々も、やりきれない思いで
いらっしゃるのではないかと、
勝手に想像しています。
最後までお読みくださり
ありがとうございました。