こんにちは、社長の部下のマロニーです。
昨今のパワースポットブームで、
“沖縄の聖地”として、参拝に訪れる人も多い
南城市指定有形民族文化財「ヤハラヅカサ」の
標柱に、ペンキが塗られていることがわかり、
SNS上では「落書きではないか?」と
話題になっています。
(https://www.okinawatimes.co.jp/)
「なんじゃこりゃ?!!!」
…という、「取ってつけた感」が
満載ですよね^_^;;;
ペンキを塗った人物は誰なのか?
碑の原状回復は実は難しい??など
情報をまとめてみました。
コンテンツ
ヤハラヅカサについて
沖縄本島の南端近くに位置しています。
沖縄の伝説によると、
琉球開びゃくの神・アマミキヨ…ちょっと怖い…
(出典:https://japanmasters.jp/)
琉球の創生神・アマミキヨが
最初に降り立った地とされているうのが
ヤハラヅカサという土地で、
今回ペンキを塗られた標柱は、
ここの周辺がヤハラヅカサだという
目印として建てられたものだそうです。
(出典:https://twitter.com/)
ペンキを塗られるBefore状態……
苔むした感じが、いかにも「聖地」然と
していますね……
ヤハラヅカサの碑にペンキを塗った男は誰?
ヤハラヅカサの碑にペンキを塗った男性は
「南城市外」「沖縄本島中部から訪れた男性」
とまでしか発表されていません。
日常的にヤハラヅカサを参拝していて、
今回も、藻がこびりついている碑を見て
「清掃してきれいにしようと思った」
「文字が見えやすくなるようにと
考えて塗った」と言っているそうです。
沖縄本島中部から、日常的に南部の
ヤハラヅカサに参拝に訪れていたとなると、
意外にも信仰心の篤い人なのだろうと
思われますが、文化財指定されている碑を
苔などを清掃してきれいにするなら
まだわかりますが、自己判断で
勝手にペンキを塗ってしまうとは…
ちょっと理解し難いです。
男性が石碑にペンキを塗ったのは11日。
南城市文化課には、男性がペンキを
塗っている最中に通報があり、
市職員が現場に到着した時には、
既に塗装完了後…^_^;;;;
市職員から
「無断で手を付けることは許されない」
と注意され、謝罪したそうです。
ヤハラヅカサの碑、原状回復は実は難しい?
ペンキを塗られたヤハラヅカサの碑の
原状回復の方法については、
南城市教育委員会が「協議中」と
しているようですが、
おそらく、どのように「原状」に回復
させるのか、頭を悩ませているのでは?
と思います。
というのも………
先に書きましたが、この石碑は
界隈が「ヤハラヅカサである」という
目印のために、2005年に建てられたもので
天然、自然のものであったり、
古代からずっとあるものではないからです。
しかも、2005年に、完成直後の碑の姿は
なんと!
(出典:https://www.okinawatimes.co.jp/)
??????
……ペンキが塗られた、Afterと
完成直後の姿は、ほとんど変わりませんね…
ペンキを塗った男性は、頻繁に
ヤハラヅカサを参拝していたようですから
2005年に設置当初の
石碑の姿も覚えていたのかもしれません…
さて、現在の姿を、設置直後の姿に
原状回復するには、どうしたらいいものでしょう^_^;
なかなか悩ましいところだと思います…
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ヤハラヅカサの碑にペンキを塗った男は、無罪放免?
ヤハラヅカの石碑に勝手にペンキを
塗った男性は、通報で市職員が
駆けつけた時も、文化財周辺を
掃除し、碑の説明パネルなども
磨いてきれいにしていたそうです。
南城市文化課は
「無断で手を加えることは許されないが
男性に悪意はなかったと受け止めた」
として、事実上無罪放免になりそうです。
確かに、設置直後の姿とほとんど変わりなく
ペンキを塗られてしまっては、
市としても強くはでられないでしょうね^_^;;;
おまけに、藻で汚れたまま、
行政から手入れもされずほったらかされた文化財を、
清掃して磨いていて、非も認めて謝罪もされたら
「悪意はなかった」と受け止めるしか
ないでしょう。
勝手にペンキを塗ってしまったのは、
さすがにやりすぎではありますが…
真新しく塗ったペンキを清掃して
パワースポット風に“原状回復”するのか?
あるいは、
ペンキを塗られた今とほとんど同じ2005年の
設立直後の状態に“原状回復”するのか?
市の対応に、ちょっと注目です^m^
最後までお読みくださり、ありがとうございました。