こんにちは、社長の部下のマロニーです。
迫る東京オリンピック・パラリンピック。日本代表選手が、だんだんと決定されてきましたね!
メガネがトレードマーク、高学歴アスリート・競歩の山西利和選手も、既に東京五輪日本代表の切符を手にされました!
(出典:https://www.sankei.com/)
京都大学工学部卒という、トップアスリートの中でも異色の学歴をお持ちです!
ご本人は学歴に注目が集まるのは「関係ないこと」とおっしゃっていますが、勝つため、実力を上げるためには、その明晰な頭脳もやはり役立っていると思われます!
山西利和選手のプロフィールや主な成績、目指す目標を達成するためのエピソードなどを中心にまとめてみました。
コンテンツ
山西利和選手のプロフィール
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山西利和選手の主な成績
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2019年10月の世界選手権の開催地はカタールのドーハ。
男子20km競歩にて、酷暑多湿の気候を物ともせずに1時間26分34秒で1位となり金メダルを獲得されました!
この種目での、日本人選手のメダル獲得は、五輪・世界選手権を通じて史上初だそうです🏅
(出典:https://www.sankei.com/)
この成績を以て、日本陸上競技連盟が定める3位以内で日本勢最上位の基準を満たすことになり、東京五輪代表の座をつかんだ山西利和選手、本当におめでとうございます!!!
東京五輪でも、「競歩界初の金メダル候補」として注目が集まっています。
山西利和選手の「勝つため」のエピソード
山西利和選手が陸上競技を始めたのは中学生の頃。当時は3,000mを走るトラックランナーだったそうです。
高校の時、陸上競技部の先輩が歩く姿に興味を持ち、トラックランナーから競歩へ転向。
現在も身長・体重ともに他の選手よりも小柄ですが、高校の陸上競技部でも、当初は目立たない選手だったそうです。
当時の恩師の先生は、山西利和選手のことを、
我が強いとか、人を押しのけてでもというタイプの人間では元々ないが、黙々と、淡々と、粛々とやっていくタイプの子だった
…という印象を持っておられました。
そんな「目立たない」山西利和選手でしたが、まもなく成績という結果が現れ、高校2年の全国高校総体で2位、翌年は優勝、世界ユース選手権でも金メダルを獲得と、急成長を見せました。
(出典:https://www.nhk.or.jp/)
高校2年の全国高校総体。左から2番目が山西利和選手
当時、山西利和選手は、ご自身のことを「良くも悪くも“自分がない”」とおっしゃっていたというエピソードがあります。
不必要なプライドが邪魔をして、他人から言ってもらうことを受け入れることができないということが皆無だったとのこと。
“自分がない” “不必要なプライドがない”
↓ ↓ ↓
競歩で必要な高度な技術を、素直に、忠実に、どんどんスポンジのように吸収していかれたとのこと。
おそらくですが、今もご自分の実力を向上させるために、この姿勢は持ち続けていらっしゃることでしょう。
山西利和選手が急成長を遂げ、更に実力を高めていった過程での、もうひとつのエピソードは、山西利和選手は「修正能力がすごい」選手だったそうです。
『これが悪いよ』と伝えると、次にはキッチリと直してしまう強さがあったそうです。
頭の回転が速く、要点を理解するのも非常に速い。
体格にも他選手に比べて恵まれていなかった山西利和選手は、教えられる技術・技能や指摘を素直に吸収し、ひとつひとつを積み上げて、世界で勝負できる選手になられた。
この山西利和選手の「勝つため」のエピソードは、何もアスリートの方々に限ったことではなく、なにかしらの技術を習得しようと思う人間には、どんな分野でも必要な姿勢だと思います。
そして、要点を理解する頭脳の明晰さは、(ご本人は「関係ないこと」とはおっしゃっていますが)やはり「さすが京大ランナー!」……という気がします*^_^*
山西利和選手、明晰な頭脳で金メダルへ!
![]() 2019年10月の世界選手権で優勝後、 京都府から府スポーツ賞特別栄誉賞を授与された山西利和選手 |
今年の東京五輪でのマラソンと競歩は、開催場所が東京から札幌へと変更になりました。
山西利和選手は「勝つ準備をするだけ」とおっしゃっています。
山西利和選手は、競技に挑むにあたって、「勝つためにはどんな準備が必要か」を逆算しながら、トレーニングと調整に励んでいらっしゃるようです。
『頭脳派・知性派ランナー』と呼ばれることもあるようですが、さもありなんという気がします^_^
明晰な頭脳で、東京五輪でも金メダルを獲得されることを期待しています!✨🏅
最後までお読み下さり、ありがとうございます!